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太陽不在

8月48日

わざと感受性を鈍くして


秋に気づかないふりをする


晩夏






これで終わりだよと言わんばかりの


盛大な入道雲

ヘルマンヘッセは言いました

おまえはどのみちそういう人間なのだから、他の人びとが違う生き方をするからといって、
その人を羨んだり、軽蔑したりしてはいけない。そしておまえの本性が『正しいものであるのか』
ということを問うべきではなく、おまえの心と心の欲求は、おまえの身体、おまえの名前、おまえ
の素性などと全く同様に、つまりたとえ全世界がそれに対して反対しようともそれを肯定し、それ
に責任を負わなくてはならない生来のものであり、免れることのできないものとして甘受すべきである。

ムックが教えてくれた言葉を圭ちゃんから聞いた荒木が言っていた。

大またに歩く人

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの子が気になる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あと、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの子とあの子も

short time

小　さ　い　子　の　お　か　っ　ぱ　に　は　勝　て　な　い

横須賀の海は透明できれいだった。

九十九里の海は波が強すぎて、泳げたもんじゃなかった。

今年の夏はうわーーって

言葉にならない「美しい」景色をいっぱい見た。

8月頭は

約二週間、九十九里浜すぐ近くの温泉リゾート施設に

圭ちゃんとふたり、住み込みのバイトへ。

いつもだらだら過ごしちゃうから、思い切って行ってよかった。

いろんな人がいた。

日本は東京だけじゃないって思った。

忘れがちだけど。

いまだに心が置きざりです。